ハーレーは性能よりもデザイン重視

ハーレーのチェーンで起こるたるみや錆の原因と対処法とは

チェーンが見えるハーレー

ハーレーのチェーンは動力を伝えるための大事なパーツですが、消耗品のため長年の使用で不具合が起きてしまうこともあります。中でも比較的多いトラブルがたるみです。

チェーンがたるんでしまう主な原因は、コマに内蔵されたベアリングの摩耗によるローラーの不具合、スプロケットの摩耗などがあります。バイクのチェーンは若干の遊びを持たせるのが基本とされているので、目視だけでは正常かどうかの判断が難しいのが実情です。バイクを動かしている時に異音がする、加速やエンジンブレーキを掛けた時の衝撃が以前より大きくなったという場合はたるんでいる可能性があります。
たるみは自分で直すこともできますが、前述したように多少の遊びを持たせなくてはいけないので調節が難しいのは否めません。
不安な人は専門の業者に依頼をすれば、数千円程度で調整やパーツの交換をしてもらえます。

たるみと並んで気を付けなくてはいけないのが錆です。金属でできているチェーンは洗車した時の水、雨や風などの影響で錆が発生してしまうことがあります。錆はそのまま放置をしておくとどんどん範囲が広がる上に、動力性能や燃費の低下などのトラブルを引き起こすので速やかに対処しなくてはいけません。錆落としは自分の手で磨く、薬剤に浸け置き、スプレーの噴射の3種類の方法があります。
チェーンの場合、磨く、浸け置くといったやり方は取り外す手間が掛かってしまうため、市販されているスプレーで落とすのが基本です。
日常的に乗る人は1000km前後、頻繁に乗らない人は数ヶ月に1回のペースでメンテナンスをすると綺麗な状態を維持することができます。