バッテリー上がり対策!新品のバッテリーよりも充電で対応できるのか
バッテリー上がりとは、蓄積された電気が徐々に減っていくことです。主に、過放電や充電不足が原因で起こります。
もしも上がってしまったら、バッテリー交換か充電が必要になります。
充電する場合は、ハーレー純正のバッテリーテンダー800がお勧めです。家庭用コンセントから充電できるため大変便利です。充電方式には、トリクル充電とフロート充電があります。バッテリーテンダー800は、フロート充電方式です。満充電になると内蔵回路が検知して充電電流を止めて充電を停止させ、そして自己放電で電圧が下がると自動でバッテリーへの電流を流し充電を行う仕組みです。
15Ahバッテリーを80%の容量まで回復させるには、約15時間程度必要です。バッテリーを取り外して、室内でも手軽に充電できるメリットがあります。
ハーレーのマニュアルによると、2年でのバッテリー交換を推奨しています。乗り方にもよりますが、2年から3年を目安に検討しておくと安心です。しかし、一度バッテリー上がりを起こしてしまうと、寿命が短くなります。新品のバッテリーは、結構高価な代物です。頻繁に交換することは、なるべく避けたいものです。そのためには、バッテリー上がりを未然に防ぐのが最善の方法でしょう。
1ヶ月に1、2回程度はエンジンをかけて走行させることが大切です。走行することで、バッテリーに蓄電されるようになっているためです。バッテリー上がりには、充電で対応できれば、その方が望ましいでしょう。しかし、充電しても比重が上がらない、何度もバッテリー上がりを経験している、バッテリー液の減りが激しい、などの症状があれば交換が必要になります。