エンジンがかからない場合はバッテリーやレギュレターなどに問題がある場合が多い
ハーレーのエンジンがかからない場合は、はじめにガソリンが十分にあるかチェックしましょう。エンジンがかからないと、つい焦ってしまいガソリンに問題があると思う人は少ない傾向にあるようです。しかし、アクセルを全開にして高速走行をすると必要以上にガソリンを消費してしまう可能性もあります。
まずはガソリンのキャップを開けて残量を確認するのが良いでしょう。
もしガソリンが十分に残っているのであれば、次はバッテリーに問題がある可能性があります。バッテリーは比較的トラブルは少ない箇所でもあると言えるので、予備のパーツを持っている人はあまりいないようですが、電圧を測るテスターだけは常に備えておくと便利です。正常な電圧があるかや通電しているかだけでも確認できれば原因を特定できる可能性は高くなります。
もしバッテリーに問題がある場合は、レギュレターなどに問題がある可能性もあります。
一方、ガソリンやバッテリーに異常が無ければ、プラグが正常であるかチェックしましょう。専用の工具を使ってプラグを外して先端部分を確認します。先端部分は通常白くなっていますが、オイルで濡れていたり黒く焦げている状態であればエンジントラブルが生じている可能性は高いと言えます。もし火花が飛ばないのであれば、新しい純正プラグに交換するのが賢明です。
それでも点火しないのであれば、プラグコードなど点火系統のパーツに不具合が生じているのかもしれません。ただ、取り外して火花が出るか確認しようとすると感電してケガをする場合もあるので、この場合は専門の業者にチェックしてもらうのが良いでしょう。