ハーレーは性能よりもデザイン重視

ハーレーのタンクキャップ・ホーンカバーはメダリオンでパーツ取り替え

ガソリンキャップ

ハーレーをカスタムする時には、いろいろなパーツを取り揃える必要があると考える人もいますが、プチカスタムで簡単に気分を変えるということも可能です。そんなプチカスタムに役立つのがメダリオンになります。
メダリオンは、シールタイプのカスタムパーツでタンクキャップやバルブキャップ、ホーンカバーなどのパーツを交換することなく、手軽に見た目を変えることができます。メダリオンは5000円前後のアイテムが多いため、自分のカスタムに使用するだけではなく、ハーレー乗りにプレゼントするのにも向いています。

メダリオンの種類は様々なものがあります。クラシカルな雰囲気なものから、すっきりとしたシンプルなデザインのもの、ハーレーに似合うスカルデザインや、高級感あるイーグルデザインなど様々なものを選べます。
シールになっているため、忙しい人でも手軽にカスタムできます。走行中でも見える部分につければ気分が上がり、タンクキャップに貼れば給油の際にわかりやすい目印になります。いろいろな部分とデザインを統一することができれば、ハーレーをよりオシャレにすることも可能でしょう。

基本的には、両面テープを使って貼るだけでカスタムすることができますが、車種や年式によっては貼りにくい場合があります。そんな時には、内側に粘着テープを追加すると貼れます。
ただし、きちんと貼るためにはあらかじめ貼り付ける面をアルコールなどで拭き取ってから、接着させることがポイントです。両面テープは強力なため貼り直しができないことから、慎重に貼り付けていくことが重要となります。

意外と知らないハーレーのマフラーの構造

マフラーロゴ入り

ハーレーのマフラーは、エンジン性能に関係してくるだけではなく音やルックスにも大きく関わってくる部分です。ハーレーをカスタムする際にも、マフラーをカスタムしたいという人も多いですが交換するためにも構造をあらかじめ知っておくことが重要となります。
マフラーの構造は、シリンダーヘッドの燃焼室でガソリンが爆発した後、排気バルブがひらいて排気ガスと音がマフラーを通って排出されます。マフラーの内部にはサイレンサーという機能がついていて、排気音を低減または消音する役割があります。加えて、排気ガスが出ていくと同時に吸気の効率も上げる機能がつけられています。
マフラーは排気を良くすることによって、出力を強化する効果もあります。

ハーレーはV型2気筒のVツインと呼ばれるエンジンなのが特徴です。
各シリンダーに1本のマフラーが取り付けられています。2本のマフラーを途中で一つにまとめて1本のサイレンサーで排気を行う2in1スタイルと、2本のマフラーそれぞれにサイレンサーを有している2in2タイプなどを選ぶことができます。
2in1は、サイレンサーが1本のため軽いのが特徴ですが、排気圧が合流する時に音がこもります。対して2in2は、それぞれのマフラーから排気を行うため開放感のある音がします。

その他、タイプ以外にもマフラーの素材などによっても音や車体のルックスは大きく変わります。形状、長さなど好きにカスタムすることができます。
どんなマフラーを選ぶかは、ハーレーをどんなルックスにしたいかを考慮して選んでいきます。自分好みのカスタムをするためにも、構造を知った上で選んでいくことが重要です。

マフラー